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淫乱インストラクタ ~ 嗚呼、勘違いの一人相撲
黙って樫山からビロードの帯を受け取ると、命じられることもないまま仕事用の眼鏡を外して傍らに置き、その帯で目を隠して頭の後ろでしっかり縛った。視界のなくなった浩子の手首を樫山が捉えたと思ったら、手首に縄が巻かれる感触が続いた。
(縛られるのだわ。)
浩子は期待に胸を膨らませる。片方の手首にしっかりと巻きついた縄が背後の窓枠についた手摺のパイプにしっかりと括りつけられたのが、手の甲のひんやりとした感触で判った。浩子は両手を左右に開かされて、十字架の磔のような格好で窓際の手摺に括りつけられた。縄は手首だけではなく、肘のところでも固定された為、身を捩ることも出来なくされてしまう。
手の自由が奪われると、腰のベルトが外され、穿いていたパンタロン風のパンツが一気に下ろされ奪い取られてしまう。下半身はストッキングとショーツだけになってしまう。
<妄想小説 淫乱インストラクタより>
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