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派遣通訳女子 檻閉じ込め
(くっくっくっ・・・。うまく行ったわ。)
檻に見事に美姫子を閉じ込めることに成功したスーは、美姫子に背を向けるとわざと急ぐ風もなく、悠々と工具確認室を出ていったのだった。
工具確認室を出たスーはすぐに事務所には向かわず、工具確認室の入口の扉の陰でこっそりと美姫子の様子を窺っていたのだった。最初は普通に立っていた美姫子だったが、次第に身体を竦ませるようにしてもじもじしだした。両脚を擦り合わせるようになってきたことで、尿意の限界が近づいていることがはっきりと見てとれるようになってきたのだ。
「倉持さん。戸川君、居ないみたいよ。何か鍵を持ったまま、何処かへ出掛けているみたい。」
「え、居ないって・・・。そんな・・・。」
「まあ、そのうち帰ってくるわよ。鞄はあったから退社はしていないみたいだし。」
「そんな・・・。困るわ。ねえ、中島さん。あの・・・、実はおトイレに行きたいの、私。」
「え? おしっこが洩れそうなの?」
スーはわざと品の無い言葉を使って、美姫子を貶める。
<妄想小説 派遣通訳女子より>
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