窓際全裸

妄想画像

淫乱インストラクタ 窓際晒しの辱め


  その倉庫の窓のすぐ傍を電車が走っていることは、以前、椅子が足りなくて取りに行った時に、通り過ぎる電車の轟音に気づいて知ったのだ。だが、通勤に使っている路線だと気づいたのは、そのずっと後だった。帰りの電車で何気なくドアにもたれかかって、車窓の外を見ていて、(ああこの辺がうちの会社だわ)と思った時に、窓が一瞬見え、そして通り過ぎたのだった。その時、電車から見えた窓があの倉庫の窓だったと気づいたのだ。
 通常、電車から丸見えになるビルの窓はブラインドが下がっている。そこだけブラインドが無かったので、目に付いたのだろう。
 男からのメールの意図はすぐに察しがついた。窓際に裸で立たせて、通り過ぎる電車からの視線に晒し者にしようというのだ。電車に乗ったものが、ビルの窓の一つひとつに注目しているとは思えない。しかし、中には何気なくでも見ているものの目に入ることもあるかもしれない。そしておそらくメールを送ってきた男は、通り過ぎる電車から、浩子が命令に服従しているかどうかを確認するつもりなのだろうと思った。

 <妄想小説 淫乱インストラクタより>





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