カウンタ上しゃがみ

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カウンタ上 ミニスカしゃがみ


 「そうだ。皆によく見て貰わなくちゃな。お前、そのカウンタの上にあがれ。ぐずぐずしないで早くしろよ。」
 良子は男に銃口を向けられ、仕方なくカウンタ横の出入り口を通って行員たちの居る側に一旦移ると、カウンタ前の職員用の椅子に足を掛けるとカウンタの上によじ登る。
 「皆のほうを向くんだ。そうだ。そしたらそのままその場でしゃがむんだ。」
 「で、できませんわ。」
 「できねえだと。兄貴、その小娘の尻でもちょっと小突いてやって下さいよ。こいつが言うこと聞きたくねえってんだから。」
 「ま、待って。わかったわ。言うとおりにします。」
 良子は口惜しさに唇を噛みながら腰をゆっくり下ろしていく。床に伏せることを命じられている人質になった客たちの目が一斉に良子のスカートの裾を注視する。男たちの中には露骨に生唾を呑み込む者も居る。良子は観念して脚を開いてしゃがみ込み、恥ずかしい部分を剥き出しにした。男からため息が洩れた。

 <妄想小説 銀行強盗より>





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