妄想アイコラ
樹里 屈辱の処刑
(ああ、吾郎さん。わたしを助けに来てっ・・・。)
「おや、樹里。その顔は恋人の吾郎に助けに来てほしいって顔だね。」
両手、両脚を雁字搦めに十字架に磔にされ、股縄まで打たれた格好でうちひしがれた表情を浮かべる樹里に女達は冷酷そうな目を向けるのだった。
「吾郎さんはきっと私を助けに来てくれるわ。」
「ふふふ。甘いわね。吾郎はやって来るけどアンタは助けて貰えないんだよ。だって、アンタをこうして縛り付けているのは吾郎を捕らえる為の罠なんだからね。」
「何ですって。私を人質にするつもりなのね。」
「そうよ。吾郎がまんまと罠に堕ちて私たちの前に現れたら、アンタの首にこのナイフを当てるのよ。そしたらアイツは手出しも出来ず私達はやすやすとアイツにお縄を掛けるって訳。」
「そ、そんな・・・。卑怯よ。」
「何とでも言うがいいわ。アイツを捕らえたらアンタの目の前で処刑してやるわ。」
「しょ、処刑ですって?」
「そうよ。アンタの大事なアイツのあそこ、切り落としてしまうの。つまり去勢ってやつ。もう私たちに歯向かえないようにね。」
「や、やめてっ。そんなこと・・・。」
「そうなったらアンタはもう彼には慰めて貰えないわね。だから私たちが代わりに慰めてあげるわよ。山芋の汁をたっぷりと塗りたくったイボイボがいっぱい付いた太っといニガウリでね。あははは・・・。」
「い、いやよ。そんなの・・・。」
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