妄想アイコラ
地下牢監禁
目隠しを外された優愛がやっと辺りの様子が判るようになると、自分が何処か薄暗い場所に連れて来られているのを知ったのだった。
「こ、ここは・・・。何処なの? 」
細い隙間としか言えないような窓の向うから明りが少しだけ洩れてきているが、外の様子は判らないのだ。
「お前には暫くここで過ごして貰うことにする。」
「い、いやよっ。ここから出して。」
男はまだ強気でいる優愛を嘲笑うかのように見下して言うのだった。
「ここで過ごして貰うと言ったのが聞こえなかったのか。ここでは命令するのは俺なんだ。」
「そ、そんな・・・。で、でも、この縄だけは解いて。」
「そうはいかん。きっと逃げようとするだろうからな。」
優愛は靴も履かされておらず裸足であることに気づく。
「靴も奪ったのね。・・・。わかったわ。逃げたりしないから縄だけは解いてっ。」
「いや、駄目だ。それに、縛られた女ってのは、そそるからな。」
「えっ? 」
男がいやらしそうな目で優愛のスカートの裾の方に視線を移したのに気づく。
「白いパンティか。」
「いやっ・・・。」
膝を立てていたせいで、裾から奥が覗いてしまっていたことに気づいて慌てて優愛は脚を折り畳む。
「今更、隠したって遅いぜ。もうすっかりお前のパンティは覗かせて貰ったからな。」
男はそう言うと、靴の先でしゃがみ込んでいる優愛のスカートの裾を持ち上げて翻させる。
「いやっ・・・。やめてっ。」
後ろ手に縛られている優愛には捲り上げられたスカートの裾を戻す事が出来ない。露わにされてしまった太腿をばたつかせても下着が丸見えになったままなのだった。
「ひどいわ。こんなんじゃ、トイレにだっていけないじゃないの。」
「おやっ? トイレに行きたいのか。」
「うっ・・・。」
優愛は俯いて返事が出来ない。
「返事をしないところをみると、そうみたいだな。しかし、生憎とここにはトイレは無いんでな。解く必要はないだろ。」
「えっ? トイレにも行かせないつもり?」
「トイレだったら、今持って来てやるよ。」
(えっ、持ってくる・・・?)
男は優愛を一人残して部屋から出て行ったかと思うと、何かを手にして戻って来た。優愛の足元に置かれたそれはなんとブリキの洗面器なのだった。
「まさか、これにしろと・・・?」
蒼褪める優愛に男は平然と言い放つ。
「手伝って欲しかったらいつでも言いな。パンツ、下ろして欲しいんですってな。」
「そ、そんな・・・。」
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